MESSAGEタカギの想い

03

社員座談会- 技術系総合職編 -

タカギの商品力
を担う
製造部門
のしごと
その強みや
魅力とは?

タカギの商品を創造し製造する製造部門。その未来を担う技術系総合職の若手社員3名によるクロストークです。タカギの商品開発の強みは? 開発における魅力は? など、それぞれの想いを言葉にしてもらいました。

TALK MEMBERS

開発部 散水商品開発課
I さん

研究所
E さん

工場管理部 生産技術課
Y さん

TALK01

製造部門ではどんな
仕事をしているの?

I さん
まずは私が所属している散水商品開発課から紹介します。タカギは浄水器のイメージが強いかもしれませんが、散水ノズルや散水用ホースリールなどの家庭用園芸用品、浴室のシャワーヘッドといった散水商品もつくっているんですよ。散水商品開発課は、そうしたホームセンターで販売されているような商品を開発する部署になります。
Y さん
それらの商品を組み立てる工場のライン設備を担っているのが生産技術課。新商品のライン設備導入、既存ライン設備の改善、量産ラインのトラブル対応がメインの業務になります。
E さん
研究所は製造部門でも少し毛色が違っていて。Iさんの話にあったように、タカギには浄水器、散水用品といった商品がありますが、これらには水形制御や水の不純物除去などの技術が使われています。こういった、既存技術の高度化や新事業の核となるような新しい技術の開発を研究所では取り組んでいます。私のテーマとしては後者で、新たな水の価値を生み出す研究に取り組んでいますが、ちょっと想像しづらい仕事かもしれませんね。
I さん
それに比べれば、商品開発のほうがわかりやすいかもしれません。私自身は新商品を開発しているというよりは、タスクマネージャーとして開発案件の進捗管理、メンバーのサポートなどが主な業務となっています。
Y さん
マネジメント業務ですか?
I さん
そうですね。元々チームを動かして新たな開発を達成するという仕事には挑戦したいと考えていましたし、大きな開発を成し遂げるためにはチームでの動きが欠かせません。技術者として新たなやりがいを感じているところです。
E さん
私は入社以来ずっと研究所に所属しているので、IさんやYさんのような技術者のイメージとは違って、研究者のような仕事がメインになります。新たな技術を開発するために実験装置を試作したり、改良したり、その装置を使ってさまざまな実験を行ったりという(笑)。
Y さん
確かにわかりづらいかも。一方、私はもっと現実的で、商品の量産工程に携わるところで働いています。入社当初はAIやIoTといった先端技術を工場に導入するという業務に携わっていましたが、現在はもっと生産に近いところの業務として、生産ラインの設計から製作、改善などに関わっています。

TALK02

タカギの製造部門の
強みとは?

I さん
技術系の仕事の目線から言えば、自社で金型設計製作、成形、組立、出荷までトータルで行っているのは非常に強みだと思っています。モノづくりにおいて重要な意思決定のスピード感にもつながっています。
E さん
研究所内は比較的業務の自由度が高いので、自分で考えたアイデアを試す時も、上司の了承は前提ですが、割とすぐに挑戦させてくれる環境だと思います。
Y さん
量産の現場ではスピード感が大事。現場では未知のトラブルも発生しますから、1秒でも早くラインを再開するためにスピード感を重視した対応は欠かせません。トラブル対応といった意味からは、生産現場に柔軟な対応力があるというのも強みになるかもしれません。
I さん
柔軟性は商品開発においても重要なファクター。モノづくりはQCD(品質・コスト・納期)のバランスがとれていなければ、良い商品につながりません。品質が最優先ではあるんですが、そこだけ突出させても良いモノづくりにはならないし、価格が安いからといって良い商品とは限りません。QCDバランスをとるために、技術者の柔軟なアイデアが採用されやすいというのはタカギの特徴。もちろん、根拠は必要ですけどね。
Y さん
言うなれば、なんとかしないといけないところをなんとかする力(笑)。商品が世に出る日程は決まっていますから、間に合わせるための対応力というか、柔軟性というか。
E さん
これは製造に限った話ではなく、会社の姿勢から垣間見えるものもありますね。最近では多様性が社会のひとつのキーワードになっていますが、会社自体の制度変更によってフィットしようとしている姿があったり、新入社員に対してもさまざまな視点から柔軟に対応しようとしていたりするところは感じています。
I さん
モノづくりの一連の工程に関わる事ができますが、その分難易度もしっかり高まります。それに関わる技術者にはさまざまな知識や経験が必要です。裏を返せばタカギの技術者は幅広い知識と経験を持っているという証でもあります。
E さん
それがタカギオンリーワンの技術につながり、自社だけが持つノウハウや特許に結びついていくのだろうなと思います。
Y さん
生産設備は基本的にオンリーワンですからね。1台の設備を新規で開発する案件があったとして、一人の技術者が全工程を担当することが多く自分のアイデアを具現化できるチャンスにもなっています。ある種、自分の子どもが工場で動いている姿を見るようで、仕事をしたという充実感も大きいですよ。
I さん
商品開発でも新商品の担当者は設計から立ち上げまで中心となって進めていきます。とくに設計の部分に関しては、設計の根拠や意図は担当者にしか生み出せないものだと思いますので、こだわった形状や構造は100%オンリーワンのモノづくり。自分がつくったという喜びをダイレクトに感じるはずです。
E さん
新しい技術の開発は予想通りにいかないことのほうが多いですが、その分、自分が考えた仮説が立証できた時の喜びは人一倍大きいもの。じつは仮説に反した結果が得られた時も、それはそれで面白さを感じたりします。性格的なものかもしれませんが、妄想癖のようなものが活きているのかもしれません(笑)。
Y さん
妄想癖ですか?
E さん
研究においては、これをこうしたらこうなるだろうという想像を証明するための実験を考えていくわけですからね。妄想に近いところがあると思います。「なぜ仮説に反した結果が得られたのか」「仮説のどこが間違っていたのか」と考えを巡らせることが好きなんです。
Y さん
私は妄想癖とまではいかないですが、技術職ということで根っこの部分は似ているのかもしれません。生産技術ではトライアンドエラーの頻度が高く、まずはやってみるということを大事にしています。製造現場には三現主義という現場、現物、現実を重視する考えがありますが、実際に実行しないとわからないことがたくさんあるんです。私自身、試行錯誤が好きなので苦にはなりません。
I さん
お二人とはちょっと違いますが、自分の強みは明るさや元気の良さなんだと人から言われることが多いです。商品開発は他部署との連携も必要ですから、人間力のようなものもひとつの強みになっているのではないでしょうか。

TALK03

タカギの製造部門で
苦労するところは?

Y さん
やはり必要となる知識、知見の幅が広くなってしまうことです。仕事を任せてもらえるからこそ、機械設計、電気配線、制御プログラム作成など、さまざまな専門知識が必要になりますし、製品構造や組立手順も把握できていないと、現場対応はできませんからね。工場ですからそこに人の動きもある。本当にたくさんの知識が必要なんですよ。
I さん
それには商品開発も同意です。加えて他部署との調整では、お互いの利害の衝突をコミュニケーションで解決したり、落としどころを模索したりしていく。オンリーワンのモノづくりの裏側では、綿密な報告、連絡、相談が繰り返されています。
Y さん
日々勉強をしているつもりでも、全然足りないくらい……。
E さん
私の場合はまだ世の中に出ていない技術が研究対象ですから、実験装置は自作することがほとんど。仮説通りの結果が得られないことも多く苦労します。とくに装置の試運転の時は「うまくいくはず!」と思って設計しているので、視野が狭くなってなぜうまくいかなかったのかと仮説が立てにくくなるんですよね。それでも何とかして前に進んでいくという、チャレンジ精神は必要かもしれません。
I さん
そういった面では若い人でも挑戦する機会はたくさんありますね。そうは言っても、いきなり一人で新商品開発を任されるという意味ではありません。商品開発には既存商品の小さな設計変更から新商品の開発案件のような大きなテーマまで含まれますから、入社後は部品の検査や評価から始まり、徐々にいろんな仕事に挑戦していくイメージです。
Y さん
若手が挑戦できる環境はありますが、若手だけがいても仕事は回りません。まずは修行なんですよ(笑)。
I さん
それでも一般的なメーカーに比べて、新人が手を挙げられる機会はあると思いますよ。そういうYさんは自ら希望して新しい部署に入りましたよね?
Y さん
入社と同じタイミングで新しく生産技術の部署が立ち上がりました。生産技術という仕事は想定していなかったものの、「新しい部署ができるけど、やってみないか」とお声かけいただいて、手を上げました。
E さん
研究所は入社10年目以内くらいの若い社員が多いです。実験の装置を考えたり、実験をしたりするのはほぼ若手ですし。もちろんベテランメンバーの存在も技術系の職場には欠かせないもの。研究がうまくいかない時は、狭くなった視野を広げるために先輩後輩関係なくよく相談させてもらっています。
Y さん
じつはチャンスが多いというのは就職活動の時から感じていたことで、挑戦はひとつのキーワードになっていました。ほかのメーカーよりも自分がやりたいことに挑戦させてもらえそうだというのは、リクルーターの皆さんとの面談や座談会などで聞いていましたから。技術系の職種にとって、自分がやりたいことに挑戦できる環境があるというのは入社の決め手になりますよね。

TALK04

これからのタカギで
挑戦したいことは?

Y さん
当面の目標は全体最適が実現できる技術者になること。製造現場では時として上流と下流、経営層と現場で意見が食い違うこともあるので、双方の要求を加味して全体が納得できるような設備を導入できるようになりたいです。
I さん
技術者ですから、モノづくりにはしっかりと向き合っていきたいです。将来的には工場全体をリードしていけるような技術者になる事が目標です。加えてより大きな開発を成し遂げるためにチームマネジメントにも力を入れていきたいと思います。自分の経験やスキルを活かし、チーム全体の状況を把握しながらいろいろな案件にチャレンジしてみたいですね。
Y さん
生産技術課は若手が多い比較的新しい部署ですし、今後は専門的な知識と技術と持って人材を取りまとめるキーマンは必要になる。私もゆくゆくはマネジメントに関わりたいと思っていますよ。
E さん
私はマネジメントよりも専門性を高めていきたいという気持ちのほうが強いので、フワッとした目標かもしれませんが、「この分野は私に聞けば答えてくれる」と言われるような技術者になりたいです。自分の専門性を活かしつつ、タカギの個性を伸ばす仕事ができれば嬉しいですね。水は人々の生活に欠かせないものですし、タカギの商品が社会にもたらす影響力は大きいものだと実感しています。
I さん
うまく締まりましたね(笑)

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